1. 虫歯になっている部分を削ります
肉眼で確認できる部分をドリルで削るため、狭くて暗いお口の中では、むし歯を取り残す可能性が非常に高くなります。
健康な部分まで削らないよう、むし歯の部分を染め、極小ドリルで手術用顕微鏡を使い最小限に削ります。取り残しがないようスプーンエキスカというノミ状の器具を使い、丁寧に虫歯を取り除きます。又、ドリルは「使い捨て」で安心です。
2. 詰め物の色を選びます
限られた色見本の中から1色のみの使用のため、詰めた後が判り易くなります。
数多くの色見本の中から、光の屈折を利用し、いろんな色を重ねて、その方に合わせた配合を行います。そのため、詰めたあとが非常に判りにくくなります。
3. 削った場所の表面に接着剤を塗ります
接着剤をよく付き易くするための、事前の酸処理は行いません。
接着剤を塗る前に酸を塗り、接着性をさらに高めます。
数種類の筆を使用し、すべての面に接着剤が付きやすいよう顕微鏡下で丁寧に行うことにより、細菌の進入を防ぎます
4. 実際に詰めていきます
使用する歯科用のプラスチックに含まれるガラスや石英は、粒子が大きいため、変色しやすく、磨耗し光沢が数年で失われます。
ナノフィラーという非常に細かい粒子のものを詰めるため、変色しにくく、強度も高いため光沢が持続します。
5. 照射器の光を当てて固め、形を整え、磨いて完了です
光を当てると固くなります
肉眼での調整やこれまでの過程により、詰め物との間に隙間ができたり、樹脂がはみ出たり、表面の凹凸があります。その結果、食べ物が詰まったり、細菌が入り込み易く、新たに虫歯になり易くなります。
顕微鏡で確認しながら、形を整え表面を磨き、段差のないピッタリの詰め物を完成させます。精度が高いほど、細菌が入りにくくなり、歯を長持ちさせる事につながります。長い目で見て、ご判断下さい。
肉眼での調整やこれまでの過程により、詰め物との間に隙間ができたり、樹脂がはみ出たり、表面の凹凸があります。その結果、食べ物が詰まったり、細菌が入り込み易く、新たに虫歯になり易くなります。
顕微鏡で確認しながら、形を整え表面を磨き、段差のないピッタリの詰め物を完成させます。精度が高いほど、細菌が入りにくくなり、歯を長持ちさせる事につながります。長い目で見て、ご判断下さい。
所要時間について
・1回の来院で治療できます。
・時間の目安は60分です。
(虫歯の本数や状況によって異なります)
一般的に保険でおこなっている歯科医院では5~10分程の処置となり、見た目やむし歯の取り残し、精度や材質など、様々な点でリスクが伴います。乱暴に削ると、神経にまで達してしまう恐れもあるのです。
・時間の目安は60分です。
(虫歯の本数や状況によって異なります)
治療後の注意事項
①治療に当たって、麻酔を行います。そのため、2~3時間程しびれ、唇や頬を噛む恐れがあります。
②虫歯の深さによっては詰め物と神経の距離が近くなり、噛んだ時の軽い痛みやしみると感じる事があります。この状態は、通常1~2週間で徐々に治まりますが、半年以上かかる場合もあります。
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