2019元日 富良野スキー場にて

あけましておめでとうございます。

当院に長年、予防でお手伝いをさせていただいた皆様のお口を拝見させていただくと本当に健康な状態でその方の初診当時の写真と比較するとその変化を目に付け、嬉しい限りですし時には誇らしい気持ちにもさせていただいています。

また、菊地歯科では昨年も皆さんと新しい出合いがございました。それぞれの方が、それぞれの悩みを抱え、縁あって当院を見つけていただきました。

しかし、当院の事を来院した皆さんが周囲の方に伝えると反応はあまり芳しくないようです。まだまで予防歯科に対する理解が得られていなかったり、歯を抜く「インプラント」は市民権を得ているのに対し、歯を守る「根管治療」は認知されていない事がよくわかりました。

直感で考えると、歳をとることに手足の指を失ったり、失明したりすることは老化ではないと分かると思います。一方、歯を失うことはほとんどがむし歯や歯周病という病気です。ですから本来、高齢になると入れ歯になるというのはどこかに問題があるはずです。

昨日も、小学校6年生から当院に通い始めた方がお子さん二人のお母さんになった今もケアにいらしていただきました。なかなか、目に見えて変化が感じられたり、すぐそこに利益が待っている医療ではないので結果がわかりにくいとは思いますが、今年も縁ある方と長く寄り添う医療を続けたいと願っています。