痛み

1~2時間は麻酔が効いていますが、さめると痛みを感じることがあります。痛み止め薬はすぐには効きません。痛みが出そうだと感じたら、麻酔が効いている間に我慢せずに服用しましょう。

うがい

血が固まりかけているところうがい へうがいをすると、血が止まらなくなったり、さらには、傷の治りが悪くなります。特にぶくぶくうがいはしないように気を付けましょう。

冷やしすぎない

極端に冷たい冷湿布や保冷剤過ぎない などは血行が悪くなり、かえって腫れや痛みが治まりにくくなります。濡れタオル程度にしましょう。

飲食

やわらかい食事で、なるべく飲食 処置部位とは反対側で噛んで下さい。刺激物やアルコールは、痛みや出血の原因になるため避けましょう。また熱い食べ物も、再生に必要な若い細胞が熱で死んでしまうので避けましょう。

歯みがき

当日は、抜歯した周辺を強く磨くことは避けてください。翌日からは優しく磨き、痛みを感じる場合は、無理せずその場所を避けて磨きましょう。

入浴

湯船には入らず、シャワー程度にしておきましょう。温まって血行が良くなると痛みや出血の原因にもなります。

当院では基本的に抜歯前に抗生剤(サワシリン)を1錠飲んでいただきます。それは手術をすると一時的に血液中に細菌が入り込むためです。処置後には特別な理由が無い限り、抗生剤はお出ししておりません。また痛み止め薬は、痛みに応じて服用していただきます。過去にお薬でアレルギーが異常があった経験のある方は、歯科医院スタッフに念のためお伝えください。

頬の内出血

インプラントの手術以外は外から見て大きく腫れたり青あざのようになることはまれです。頬の内側は少し腫れたり、内出血が見られるかもしれませんが、段々引いていきます。

こんな時は歯科医院に連絡を

麻酔が切れたのにしびれが残る

まれに、処置時に神経に傷害を与え ることもあります。早期の対応が必 要ですのでピリピリするなどの症状 は、我慢せずにお教え下さい。

血が止まらない

ワーファリンなどのお薬を飲まれ ている方は、じわじわと血がにじ んでくることが多いです。多少血 がにじむ程度は問題ありません が、心配な場合はご連絡下さい。

最後に

抜歯をすることは、人生においてなかなかありません。不安に感じるのは当たり前です。心配なことや少しでも「本当に抜かないといけないのかな?」と思っていらっしゃるのでしたら、歯 科医やスタッフにそのお 気持ちをお伝え下さい。 皆様に納得して治療を受 けていただくことが、最も 大切だと私たちは考えております。