菊地歯科が駐車券をお渡ししていない（深ーい？）訳

それは２０１２年の事です。

ある患者様から、「この前ね、駐車券が１枚足り無かったじゃない」というおしかりを受けました。

当院では当時、受付のスタッフは予約表のノートに全ての患者様の来院時刻とどのパーキングに

お泊めになったかの記入して、お帰りの時刻とまたその駐車場までの歩いてかかる時間も

考慮しながら不足がないよう駐車券をお渡ししていました。

しかしそのご意見で”ふと”考えさせられました。

当院には自家用車以外にも実にいろいろな方法で来院される方がいらっしゃいます。

徒歩、自転車、バス、タクシー、電車、新幹線、中には飛行機とはるばるお越し頂いています。

まさに、身が引き締まる思いですが、その一方で自家用車でいらした方だけに駐車券をお渡しして

おりました。これは有る面不公平では無いかという発想のもと、

その分は来院される皆さんに均等に恩恵が得られる設備やサービスに振り分けよう！という試みでし

した。その分は、主に裏方の仕事ではありますが皆さんの安全を守る消毒滅菌設備に

毎年、投資をさせていただきました。

そして今年はさらに安定した滅菌業務をするために滅菌器を増設いたしましので、

ここにご報告させていただきます。

菊地：「万が一滅菌器が故障したときは、滅菌器なしで薬液消毒でいいかな？」

スタッフ：「それはないでしょう〜」

菊地：「じゃ、もう一台ね！」

スタッフ：「えぇー！！」

というわけで全員が滅菌技士の有資格者揃いの菊地歯科では妥協は許されないのでした。